家庭を顧みない夫への愛は冷えきってしまった。芽衣は愛情の全てを息子の正人に注いでいた。だが、それだけでは女として満たされない。肉体の疼きを抑えてよき母を演じる日々だったが…。正人は芽衣の淋しそうな表情に心を痛めていた。「母さん悲しい顔をしないで…僕がいるから」ある日、そう言って正人は芽衣を抱き寄せた。驚きながらも息子の腕の中で男を感じてしまった芽衣は衝動的に正人の股間に手を伸ばす。